小規模な個店と大規模店の棲み分けとは?

ハッピー質屋ブログin池袋

代々続いている地元の個店と大規模な質店と、その競合関係はどうなっているのでしょう。質屋の多い池袋で実情を探ってみました。

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小規模な個店と大規模店の棲み分けとは?

同じ質屋でもブランドショップという看板を掲げている店というのは、たとえば、ルイヴィトンやロレックス、グッチ、オメガ、アンテプリマ、クロエ、コーチといった、世界的に名の通った一流品をメインに品揃えしています。

こうしたブランド品をどこから買い付けてくるのかは、企業秘密に当たるためなかなか明かしてくれませんが、質屋の世界でも、資本力や事業規模によって、買い取る力に格差が生まれてくるのは確実です。

そのため質屋でもM&A(買収・合併)のようなことを戦略として行ったり、あるいはFC展開のようなことを試みたりする動きが活発化しています。

小さな規模の個店は、「東京都内でもっとも質屋の数が多い」とされる池袋にもありますが、大型店の出店が相次ぎ、存続の危機を迎えている店も少なくありません。

ブランド型・ブティック型の質屋としての店づくりにするか、何でも取り揃えている百貨店型の質店にするか、激戦区である池袋を見聞する限りでは、そのどちらかに営業スタイルを絞り込むしか生き残り策はないようです。

しかも大型店はアクセスがよく、多くのショップが駅前・徒歩数分のところにあるため、小規模な質店は、それだけでも客を奪われてしまいます。

ただし、質屋のことを良く知る業界通によれば、個店には個店の独自のネットワークや商品仕入先のルートがあり、大型店やFC店が出てきたからといって、簡単に経営が傾くものではないと言います。

近代的なビジネスモデルに変貌しているとまではいかないまでも、代々の地場のお得意様と深くつながり、個店ど同士の連帯を強化することで、店舗間の独自の組織づくりもできているそうです。

いわゆる駅前の大型店は一見さん相手、地域に古くからある個店は、昔ながらの常連さん相手。

ある意味で棲み分けもできているそうです。

質屋も奥の深い世界です。